入院中考えていたこと
8月になりましたね。やっと関東地方も梅雨明けになって、ああ、太陽さんずっと待っていたよ・・・。
短い夏ですが、夏らしいことできるといいなぁ。
さて、今日のお話は入院中考えていたことですが、
私は拒食症で過去に3回入院しました。
3度とも、主治医の先生に「とにかく休むようにしてね。休むための入院だから」
と言われていましたが、
まったく休むじかんなんてありませんでした。
入院中はほとんどの時間、食べ物のことと、時間のことをかんがえていました。そして、常に何かに追われていました。日々のルーティンがありすぎたのです。朝起きて朝食までの時間をみて、それを考えながら朝のルーティンをこなし、(入院中なので激しい運動はできませんでしたが、ラジオ体操とか、身の回りの掃除とかせっせとしていました)朝食を時間いっぱいかけて食べた後は歯磨きやら食後の運動やら、なんかいっぱい動いていましたね。
午前のプログラムーー月曜日はデイルームと呼ばれるみんながテレビみたり談話したり食事したりと大きなメインリビングみたいなところに集まって作業療法士さんがレクをしてくれます。
火曜日はSTルーム(作業療法部屋)へ行ってそれぞれの活動をする(ビーズ制作が人気でした)
水曜日はわたしはカウンセリングに通っていたので外来へ移動しカウンセリングを受ける。そのあとお風呂の時間。
木曜日はオープンSTといって、ちょっと大きめのレクを(月に一度外出レクがありました)
金曜日は火曜日同様、STルームで作業療法を行なっていました。
そんなっことをしていると午前中がおわるので、お昼まではあっという間でした。
昼ごはんが終わると、そのあと再び食後のルーティンをし、午後は仮眠します。仮眠と言っても2時になるとラジオ体操をしましょう〜って館内放送が入り、起きてそれをします。
そこからが長い長い。
本を読んだり、パズルをしたり、話したりしていても全然時が進まなくて、頭の中夕飯と夕方にこなすルーティンのことで頭がいっぱい。
横になって寝ようとしても、なぜか休まらずドキドキしてしまい走り出したくなっちゃう(言葉にするのが難しいけれど、いてもたってもいられないムズムズした状態)ので、午後の時間が苦痛でしかたありませんでした。
水曜日と日曜日は母が来てくれたのであっという間に時が過ぎて、楽しかったです。
とくに5時ころになると、ムズムズがMAXになり、もうなんでこんなに時間が遅いんだろうって。必死に5時からのルーティンを増やしてそれをこなしていました。(掃除とか日記とか、病棟内ウォーキングしたり)
わたしは低体重だったので過度な運動が禁止されていました。
散歩は大丈夫だけど、ここまで、とか。とにかく規制が多くて。そのなかでいかに1日を充実させるか?!?と必死になっていました。
それすら、メンタルがやられている時の症状なのですけどね。「ゆっくり休むことができない」という。
とにかくそれまでも「先」「先」を考えて行動してきたので、いきなり「休みなさい」と閉鎖空間と時間を与えられても、使い方がわからなかったんですね。